汽車道楽コレクション(飲食編1)
箸袋
2000.9.30開設 2004.10.7全面更新 2004.10.9最終更新
 かの内田百間先生は汽車の中で飲むお酒をこよなく愛された。私は酒を飲まないが、車窓を眺めながらおいしいものを味わうことは大好きである。けれど、その余韻を名文で残せる百間先生と違って、私は食べてしまったら終わりだ。それでは寂しいので、ささやかな記録として、残った箸袋を旅行カバンにしまうようにした。

その1


No.1 国鉄青函連絡船船内グリル (1986.12.30 20便十和田丸)

No.2 札幌駅立売商会の駅弁 (1986.12.30)

No.3 寝台特急「北斗星」食堂車 (1995.6.7 6レ)

No.4 特急「ゆふいんの森」車内販売 (1994.11.19 6002D)
 青函連絡船グリルの箸袋(No.1)は、陸奥湾から渡島半島にかけての地形輪郭と航跡を引いて走る連絡船の組合せがなかなかに秀逸だと思う。「北斗星」は高価なディナーを諦めて、朝食を食べた(No.3)。

その2


No.11 南海フェリー商事の弁当 (2002.1.19)

No.12 ダイヤモンドフェリーの船内食堂 (2004.9.22)

No.91 ルフトハンザの機内食 (1990.4.19)

No.92 スイス航空の機内食 (1995.7.31)
 列車の食堂車は壊滅状態だが、大型フェリーでは温かい食事が楽しめる(No.12)。旅客鉄道の特急料金+B寝台料金程度でゆったりとした1等寝台に乗れるので、最近長距離フェリーが気に入っている。
 ルフトハンザの箸袋(No.91)は、初めての国際線で「機内は全てドイツ流」を期待していた私に衝撃を与えた。この後、フランクフルト空港で三越の看板を見てさらに落胆することになる。

その3


No.101 日本食堂 (1987.1.5)

No.102 広島センターレストラン (2003.3.5)
 「旅のレストラン・日本食堂」(No.101)に郷愁を憶えるようになってしまった今日このごろ。広島センターレストラン(No.102)は、その方面の方々には有名な広島バスセンターのビルにあって、紙屋町交叉点の路面電車やバスを眺めながら食事ができる。


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