列車編成記録
【客車列車 Nr.7】
平成20(2008)年5月18日開設、令和元(2019)年11月21日最終更新

昭和59(1984)年7月27日

予讃本線1123列車 伊予北条(8:29)→松山(8:58)


↑ 松山
(-) DE10 42

 

[高]  汽車会社

(-)

スハフ43 3 [自]

[四カマ]▲  汽車会社東京S26、多度津工場S52改
 

(-)

オハ35 1075 [自]

[四カマ]▲  (製造銘盤未確認)、多度津工場S40改
 

(-)

オハ41 455 [自]

[四カマ]▲  (製造銘盤未確認)、多度津工場S44改
(-) スハフ42 131 [自]

[四カマ]▲  汽車会社東京S28、多度津工場S52改
↓ 伊予北条
【伊予北条で記録】
(※ オハ35の方向矢印は便所の無い車端の向きを示す。)
▲ 手帳の走り書きでは客車配置区が「四カマ」(高松運転所)になっているが、松山到着後次の行動に急いでいて十分確認せずに記入したため、「四コマ」(小松島客貨車区)を誤認している可能性もある。 

 1123列車は、伊予北条−松山間17.5kmを走る休日運休の普通列車であった。8:13に到着した伊予長浜始発622列車の折返しであるが、このようにすぐ折り返す運用は気動車を充てる方が楽である。客車列車で運転していたのは「運用上の都合」というやつだろうか。
 伊予北条駅の3番線に停まっていた列車は、1両目に元特急用のスハフ43、3両目に旧優等車を改造したロングシートのオハ41が入った4両編成であった。国鉄車両配置表(昭和58年版)によれば、オハ41の450番台はスロフ53の改造とある。スハフ43とオハ41は、このときが最初で最後の出会いとなった。予讃本線の一般利用者には申し訳ないが、お古の客車をやり繰りして地方路線の輸送力確保を図っていた最晩年の姿を記録することができてよかった。


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